可動フィギュアの可能性
フィギュアを彫塑の一バリエーションとしての鑑賞がメインだったので、実は「可動」というギミックを敬遠していた。
観る側が能動的に働きかけてその「場」自体を作品とする現代芸術を評価するにはまた違う視点が必要になるためだ。
とはいってもフィギュアは商業的には「おもちゃ」なので当然「可動」という要素が出てくるわけだ。ここにきて敬遠してばっかりじゃまずいシリーズがリリースされようとしている。マックスファクトリーの「フィグマ」である。
フィグマの特徴についてはもえそうる.comの長門 制服ver.の紹介が詳しい。
2008年1月発売の『涼宮ハルヒの戸惑 超限定版』に超勇者ハルヒのフィグマが特典として付くがこれが驚きの出来。
「人形は顔だ」とかひな人形の久月みたいなことを常々いってるがこのマスクの出来を見てみるべし。
長門制服ver.の実売価格が2,000円前後とするならばこのハルヒも単体としたら大同小異になるだろう。この値段でこの出来、文句があるわけがない。
肝心の「可動」だが、実物を見ないとはっきりとは言えないが、流通している写真を見る限りかなりの自由度があるようだ。不自然なポージングをした写真はまだ見ていないが、プロポーションと可動範囲のバランス、間接の動きの妥当性を実際に確かめてみたい。
「飾る」でなく「遊ぶ」。
動かせるということはユーザーの数だけフィギュアが作られるということ。動きがつくということはストーリーが付けられるということ。
まあ、難しいこと考えずに楽しめばいいんだけどね。
ほら『エンジェリックレイヤー』の1巻でいっちゃんさんがいってたとおり、どんなにすごい技術とか使ってあっても楽しめればいいのだ。
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