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4月
1

妹三題

妹vs姉。どちらが萌えるか。
一般人がきくとたぶん、なんて不毛なテーマだと思うことだろう。
夜を徹してディベートする話題ではないのかもなと、チャットのログを見ながらちょっと思ってしまったよ。
これなら高難易度のダンジョンに突貫したほうがマシだったかも知れん。
週末の貴重な深夜を費やした結果が「どっちもいい」という玉虫色の結論なので疲労は倍加する。
自分は基本タマ姉の人だが、別に妹属性に価値がないと思っているわけではない。リアルに姉妹がいないのでなんとでも妄想たくましくできるわけなのである(自爆)

そのチャットの中で妹陣営の傍証として例示した妹フィギュアを三つ紹介しよう。

まず第一に『ダ・カーポ』より朝倉音夢さん。兄を呼ぶときは「兄さん」だ。
余談だが「音夢」を標準辞書に持っている、しかも変換第一候補に挙げるATOKは本当にデキたヤツだ。

音夢というとナース服もあり! かと思うのだが、プロダクトモデルとしてはまだお目にかかったことがない。あっても今回は趣旨から外れるが。
料理以外の家事をはじめしっかり者に見える世話焼きの妹、という属性。
サイズや左前になっているボタンからすると兄のワイシャツだが、ニーソは履いたままという、シチュエーションの想定が難しい。両手でマグカップでも持っていればわかりやすかったかも知れない。落ち着いた感じが逆に親密度を強調する。

次に『夜明け前より瑠璃色な』より朝霧麻衣さん。兄の呼称は「お兄ちゃん」だ。

魅惑のスク水お風呂ポスターとかエロかわいい方面にクローズアップされがちなのだが、ストレートな妹のシチュエーションがこれまたストレートに。ゲーム内のイベントだったと思うのだが『MC』はやってないのでうろ覚え。
麻衣も家事万能(たまに失敗)。なんか主人公たちの生活力のなさに将来を心配してしまう。

最後に『With You 〜みつめていたい〜』の伊藤乃絵美さん。
妹オブ妹sというか、彼女なしに妹を語ることなかれ。
ちなみに今回の三人の中で唯一の血のつながった妹。

「着替えに遭遇」イベントはお約束ではあるものの劇的に「萌える」構図ですな。
確か、元はゲーム内のイベントではなくイラストだったと思うが、団塊おやじでも中学生でもキュンと来るシチュエーションだろう。
驚愕と羞恥に赤らめたほお、胸元に引き寄せたメイド(のようなウエイトレスの)制服、控えめにスリップを着ているところといい文句なし。

妹であれ姉であれ、実は恋愛関係を望んでいるわけではなく、そばにいて庇護したりされたりという関係と、なつく、あるいは甘やかすという「かまってくれる」感覚が重要なわけで、血縁があったほうがわかりやすくドラマにもしやすいと思う。
血縁がなければ恋人へのクラスチェンジ、新たな関係を築くというステップは描けるわけだが、それは別ルートとしてとらえるべきで、主人公に彼女ができて何となくフクザツな女心、というのが妹(姉)ものとしては正しいのではないだろうか。

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12月
25

俺の妹がこんなに可愛いわけがない

「甘えられたい」「守ってあげたい」、そういう被保護者の存在でアイデンティティを確立するのが「妹萌え」、というのはいささか穿ちすぎだが、「妹」というのが保護欲の対象を象徴するワードとして扱われているのは間違いない。
心理学的考察なんて、それこそフロイトやユングしか知らなくても論拠を探すのになんの苦労もいらんので省略。

「妹萌え」というのはこの「保護欲の対象の象徴」としてとどまっているのが大半で、血縁と恋愛関係のインモラルさに酔うところまで行き着くケースは少ない。そういうのは三島か夢野かフェアリーダストにでもに任せて、ここでは『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』をピックアップ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)

著者/訳者:伏見 つかさ

出版社:アスキーメディアワークス( 2008-12-05 )

文庫 ( 372 ページ )


リアル妹がいないのでなんともいえないが、「あー、ありそう」と納得してしまうシチュエーション。
妹がツンデレというのは珍しくもないが、「デレ」加減が絶妙。普段は兄を罵る、にらむ、シカトする。でも秘密をカミングアウトするのに兄を選ぶ「デレ」。いや「デレ」ではないな。最後の最後で存在する「信頼」。主人公が自分で言うように「どうでもいい」と思っているからカミングアウトするではなくて、どうなっても最後には味方でいてくれるはずの兄への信頼。で、マニアの習性で、自分の趣味に引きずり込もうとするのな。本当に嫌いならばシカトし続けますって。
兄のほうも同じようなもので可愛がりたくてしょうがないのに、嫌いだといい、最低限のコミュニケーションしかとらない。意地っ張りの似たもの兄妹。
兄の一人称で小説は書かれているが、この兄妹の母親になったつもりでニヤニヤしながら読むのが吉。

SFやファンタジーじみた設定はないが、キャラクターが立っていて、物語にもメリハリがあり読後に爽快感が残る。2008年最大の収穫と言ってもいいだろう。読むべし。

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2月
13

おにいちゃんCDに萌えろ!

おにいちゃんCD~1200の「おにいちゃん」が聞けるCD~ / Array

インディーズ・メーカー( 2006-08-05 )


「1おにいちゃん1円」という珍妙な惹句で売り出している「おにいちゃんCD」。
100パターンの「おにいちゃん」というセリフが声優12人分、計1,200回収められている。販売価格1,200円なので1回の「おにいちゃん」が1円というわけ。

100パターン イコール100 シチュエーションなので中には「魔法使いに出会った」とかわけのわからんシチュエーションもあるし、「ちょっと楽しい」「すごく楽しい」とか微妙な違いもあり、声優さんとしては腕の見せ所。「おにいちゃん」という一言を聞いてどういうシチュエーションなのかわかるようになれば、キミもプロのおにぃちゃんだ(爆)

Amazonのレビューでも触れられているが、著作権フリーのわりにはかなり使いにくい。声優ひとりにつき1トラック、あるひとつの「おにいちゃん」を使おうとすれば、CDからリッピング後に波形編集ソフトで抽出しなければならない。MP3の細切れで収められていた方がよかったと思う。もしくは「おにいちゃんビューワー」いや「リスナー」か、添付でも可。「おしかりCD」「告白CD」も発売中。

「おにいちゃん」とっても愛してる(白雪みくる).mp3

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