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地デジカがさっそくエラいことに

2009年 5月 1日 posted by chrno

“地デジカ” の無断美少女イラストに「断固として許さない」と民放連

残り800日しかないんだけれども、地デジ推進プロジェクトの迷走がまだ終わらない。

そう、アナログ停波まであと2年ちょい。国民の半分がまだ地デジに移行していない状況で、未曾有の不景気がさらに普及へのブレーキをかける。もし、2011年停波が延長されればテレビ局は設備の維持費を二重に払わなくてはならないので、もうなりふり構ってはいられないはず。――と思ったら違ったね。

草なぎくんの事件でナーバスになってるのはわかるが、無料で宣伝してくれる勢力を自分で潰すという気持ちが理解できない。
萌え絵結構じゃん。盛りあがればごく自然にメディアに取り上げてさらに紹介することができて一粒で二度おいしい。韓国、台湾、フランス、アメリカ、イタリアあたりのメディアにだって取り上げられるかも知れない。幾分揶揄した形の逆輸入になるかも知れないが、認知度というか地デジ移行の検討のきっかけはまた増えるだろう。
いっそのことコンテストでも主催したらいいのだ。応募作品ならばクオリティやイメージに好ましくないもの(まああからさまな18禁だ)とかはコントロールできる。キー局の番組と番組の間のエアポケットのような時間に一分でも紹介番組を流せばよい。二次創作が軌道に乗ればニコ動やYouTubeに勝手に作品が増えていく。ドーモくんでさえエロ二次があるのだし、いちいち目くじらを立てたって何の得もない。どうせ一過性のものになるだろうけど広告費はゼロだ。つか、新しいマスコットキャラを作った時点でブログパーツの一つも配布しろって。

まあ、記事のニュアンスとしては、記者が「釣り」のためにわざと言葉尻をいじったんじゃないかとも思われるが、地デジ推進の歯車はちょっとかみ合っていないようだ。いや、それは無料放送にプロテクトをかけるというサービスレベルを現行よりも落とすという時点でもう決定的だったのだろう。

また「地デジカ」に関連するドメインを横から取られてしまって、「恥デジカ」とか描かれるって、どれだけ情報リテラシー(死語?)が低いんだろうか。もうね、後ろについている広告代理店がまともに働いていないとしか思えないよ。

ここに来て日本の著作権管理の体制、あるいはビジネスとして展開していくときのスキルのレベルが低いことを露呈してしまった。
露呈したことは別に悪いことではなく、改善していくチャンスだ。
ディズニーほどに厳しいマネジメントをする予算を捻出できないならば、権利とカネの流れを明確化していくのが最初の一歩ではないか。それからきちんと権利者に報酬を行き渡らせる仕組みを作る。その過程で今回の民放連のようなKYではない対応方法も身につくだろう。
この辺は、是非、麻生閣下に、音頭を取って欲しいと思う。日本のソフトパワーを眠らせてしまわないためにも。

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  ∪    (  \
        \_)   (アナログマ)

そういやー、ウチはまだアナログだったな! 

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エロゲーと人格と躾

2008年 11月 9日 posted by chrno

「エロゲーで人間性失う」円より子議員の掲示板に批判

古い記事へのトラバで恐縮だが、これが本当なら、ヤフオクで探してまで『鬼畜王ランス』をやった自分などは5,6人殺してないといけない(笑)

これ、誓願のしかたが悪いよ。
統計データなども示さず「犯罪の原因」呼ばわりし、その科学的論拠を持たない理由で規制しようというのだから。
もっと単純に「教育上好ましくない」と言えばいいのに。
教育上の配慮であるならばゾーニングやフィルタリングで済むわけだ。「言論弾圧」などという論陣を相手に張らせなくて済む。もともと「18禁」という制限が付いているんだから。
ファミ通の隣にTECH GIANを置くなとか、アダルトゲームは専用のコーナーを作って他の売り場と切り離せとか、子供の使うパソコンにはちゃんとフィルタリングを設定しろとかで十分な問題だろう。

それでも見るヤツは見る。だいたい中高生でベッドの下に秘密を隠し持っていないヤツはいない。それは異常ではない。
自分たちがその年頃のときもそうだったろう? いきすぎた規制は逆の効果を生む可能性がある。

ちょっと前に話題になった「ゲーム脳」なんかもそうだが、「躾」の問題を社会に責任転嫁しようとしているんじゃないか?
世の中にはエロでもゲームでもない、おもしろいものがたくさんあるということを教えられないのは周りの大人の責任。
その「おもしろいもの」から得られるスキルがどれだけ価値のあるものなのか理解させることが「躾」なのではないか。
逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ。
大人こそ自分に言い聞かせなきゃならない。

でも、ちょっとは規制されたほうがいいような気もするんだよね。
ほら、制限があるほうが作り手って燃えるじゃん。

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みくみくにされなかった人たち

2007年 12月 22日 posted by chrno

「みくみくにしてあげる♪」200万↑再生か。

和田アキ子「理解できません」発言を揶揄してやろうと思ったが、「アッコにおまかせ」とかのトーク/バラエティーのおもしろさが理解できない自分とはお互い様だなと思ってやめた。

「理解できない」で終わるとそのテレビ屋と同じになってしまうし、ネタにもならないので、なんで「理解できない」のか考えてみた。

トーク/バラエティーが「おもしろい」と感じるためには「芸能人」を「特別な人」と認識していることが必要なのではないだろうか。
そのフィルターを外してみると、おばさんの井戸端会議や給湯室でのうわさ話、飲み屋でのばか話となんの違いもないではないか。ゴシップをおもしろがる心理と同じ。
クイズなどの視聴者参加番組も結局は司会の芸能人の視点で番組を見て、参加している一般人より「一段高い」目線で見ているわけだ。彼らが「特別」でなくては番組が成り立たない。

「初音ミク」をおもしろいと感じ、ニコニコ動画にアカウントを持っているような、ある程度ネットワークを使っている人間には「特別な人」フィルターが小さい。芸能人やビッグネームドの有名人以外でも優れた作品やおもしろいものを作り出せることを知っている。一芸に秀でた人物には敬意をはらうが、ブラウン管の向こうにいるだけでは特別とは思えないようになっている。
ある種のマスコミが、自分たちを「特別な人」と思いこみ、あるフレームにはめ込もうという取材なり記事には憐れみを感じる。キミたちは全然「特別」じゃないんだよ、と。

まあ逆に、「特別」フィルターが今でも大きいメインストリームに属さない矜持を「特別」と感じているようならただのマヌケだが。

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