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10月
24

一騎当千 孫策伯符 -体操着Ver.- 宮沢模型限定 スク水日焼け版

中国からクレームが付いたとか付かないとか。
三国誌の武将そのままの名前の学生たちがバトルを繰り広げる『一騎当千』。
バトルやストーリーよりヒロイン孫策伯符の巨乳ぶりばかり話題になった感のあるそのアニメ版。
格闘ゲームにもなったが、DOAのグラフィックに慣れた目から見ると、『一騎当千 シャイニングドラゴン 限定爆裂パック』の3Dモデリングは素人同然に見えてしまう。
三国誌マニアではないので「孫策伯符」「呂蒙子明」なんて、これではじめて知った。いや、孫策ってのは聞いたことがあるような気もするが、あんまり好感の持てる人物じゃなかったような。

フィギュア化されたキャラクターは伯符、呂蒙、関羽、呂布が多いか。蒙ちゃんを除いて巨乳ぞろい。1 8禁も多いのが特徴。


スク水の日焼け跡という思いっきりねらった宮沢模型限定モデル。
なにをもって普通の競泳用ではなくスク水の跡と断じるのかとか、まあどうでもいいことだが(笑)、切なげな表情と日焼けが象徴する無邪気ないつもの伯符のコントラストがこのフィギュアのテーマ。なかなかうまいシチュエーションではないか。
さらに鼻の頭が日焼けしているとか細かいつくり込みがあればもっと効果的。ぽよよん☆ろっくだったらバンソウコウを貼ってくるかもしれない。

髪が目にかかりバランスが悪くなっているが、これはこれであり。ただ見えているほうの目がたぶんデカールだと思うが平板な印象。それでもこのシチュエーション以外だったら十分合格点なのだが。
口元の作りがあまり丁寧とはいえない。フィギュア全般について言えることだがオープンマウスの作り方がイマイチしっくりこない。ジュモーのオープンマウスでも見て研究してみるのも手だと思うが。

最近は服が脱がせるギミックのあるフィギュアも多いが、1 8禁になって間口が狭くなるくらいだったらなくてもいい。着衣のまま色っぽさを追及したほうがいいものができるぞ。「脱げる」からセクシーってのは安易すぎ。

グリフォンエンタープライズ

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10月
19

百合の入門書『少女美学』

参加できないもどかしさと究極のプラトニックへの憧れ、倒錯の香り。BLを受け付けない一般のヘテロ染色体保持者も「百合」にはなぜか垣根が低い。
かといって、遺伝子に組み込まれているノーマルな恋愛と違い、それに対する情緒や、またその心理的機微なんてのは容易に理解できないのも確か。

少女美学 (Yuri-Hime COMICS)

著者/訳者:CHI-RAN

出版社:一迅社( 2006-09-16 )

コミック ( ページ )


『少女美学』。
著書にずらっとBL系のコミックが並ぶCHI-RANが雑誌「百合姫」に連載していたもの。
絵柄的にはポップでオサレ系。BLのときのシャープさや太さよりかわいらしさが強調されているっぽい。
内容的には、もちろん女子-女子の組み合わせによる世間の価値観との葛藤、カミングアウトするまでの紆余曲折はあるけれども、女子-女子の片方を男子に変えてもあまり違和感はなさそう。

それは恋愛の心理描写が「なかよし」レベルだから。否定的な意味ではなく、そのレベルのものが出てくることは一般化のひとつの過程だから。いままでの百合ものというとほとんどレディースコミックしかなくて、心の成長過程で必要なさまざまなレベルのものが書かれていなかった。非常に画期的なことなのではなかろうか。

一般少女マンガと混じっていてもさほど違和感はないかもしれない。少女マンガのリリックなレトリックを受け付けるならば一般男子でも抵抗なく読めるだろう。百合の入門におすすめ。

次は『くちびるためいきさくらいろ』で「花とゆめ」レベルに進もう。

★ CHI-RAN OFFICIAL HP BLOG ★

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10月
15

熱帯低気圧少女

「低血圧少女」でも「高気圧ガール」でもないんだなこれが。
台風を呼びよせてしまう少女と、その周辺によるドタバタ喜劇。
おおう、何というラブコメの王道。

台風が来る直前の一種高揚した精神状態と危機感、人智を越えたものへの対応で右往左往。川原泉の「愚者の楽園」(名作『美貌の果実』に収録:現在絶版)を思い起こさせる。

正統派ラブコメとして期待。

しかし村上水軍、絵変わった?
あ、ツリ目キャラなだけか。めずらしいかも。


Nine’s Fox

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10月
11

SWシリーズ 灼眼のシャナ ひみつVer.

なにもいうまい、説明不要。——ではなんにもならんか。

シャナである。
現在15巻まで出ている『灼眼のシャナ』。
最新15巻は外伝で、前の巻でああいう引きをしておいてそれはねーだろ、と思ったが、まあ1st seasonが終わって総集編とかスクラッチフィルムを見せられているようなものなのでしようがないか。
『灼眼のシャナ』の中でシャナのセリフ「私もフレイムヘイズ以外を得ようとしている?」ほどこのシリーズを表している言葉はないだろう。
戦いの深化、世界の変貌はシャナの精神的成長を縦軸に展開される。人間としての「強さ」ってのがひとつのテーマなのだろう。

原作はさておき——。
シャナの成長に合わせてラブコメ的「デレ」が現れてくるわけだが、そこだけをうまく抽出したナイスプロデュース。
シャナの、原作によれば「清冽な」成長しきっていない、躰の線が色っぽくもあり可愛くもあり。眉をひそめながら頬を赤らめているのはツンデレのお約束。

細部の作りこみは多少雑なような気もするが、シチュエーションモデルと捉えるべきだろう。

ねこみみver.はさらに衝撃的。

ちなみに楽天のビッグビィのほうがあみあみより安かったりする。

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10月
8

咲-Saki 2 (ヤングガンガンコミックス)

著者/訳者:小林 立

出版社:スクウェア・エニックス( 2007-05-25 )

コミック ( 199 ページ )


麻雀マンガはあまり好きではなかった。
なにしろ麻雀を知らないのである。それでも脱衣麻雀ゲームだと勝ててしまうので不思議だ(爆)。

麻雀マンガに感情移入できないかったのは麻雀を知らない以上に、登場人物たちに感情移入できる要素が少なかったから。
ヤの字とその情婦、悪徳政治家やエリートたちが権力抗争のメタファーとして麻雀をする。さわやかでもないし笑える要素もない。センスもワンダーもホロリとくることもない。第一ほとんどの麻雀マンガは絵が圧倒的に下手だ。マンガを見る目が肥えていないオヤヂの読み物だという固定観念としてあった(オレだけではないはずだっ)
『ミスター味っこ』や『焼きたてジャぱん』が料理マンガをブレークスルーしたように麻雀マンガも何かないかなと思っていた矢先。

美少女プラス麻雀。高校の部活にすることでオヤヂ臭さを消して見せた『咲』。
合宿してみたり、年齢相応の悩みがあったり、対戦さえもスポーツのようだ。

小林立は絵がかわいいね。
FATALIZERも要チェック。
でも麻雀を覚える気にならないのはどうしてだろう。

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10月
5

シュラキ・トリニティBOX-01 美城暁

再販するなら最初から十分な量を作れー。

『シュラキ・トリニティBOX−01 美城暁』が、2008年1月に再販する。買い逃した人に朗報、つか、プレミア感をあおってただけじゃねーの(見事にあおられました)。

第2弾のチャイナドレスや第3弾のドレスに比べるとこの第1弾、普通。
セーラー服、そのダメージドも定番過ぎてイマイチインパクトがない。まあ最初は無難なところという心算だったのかも。

二振りの長めの太刀、腰を落としたポージング、キリリとした表情。
媚を売るのではなく、世界観とこの後の物語展開を象徴するものとして、最初にリリースされるものとしてのできは非常によい。

特に右足の下の地面がうまい。
全体を作るのではなく一部だけ作って見る人間に脳内補完させようというのはニクいテクニックだ。



あやに交錯した太刀。構える角度。なびく髪。ジオラマが見えるようだ。キャラクター設定、世界観がしっかりしていると造形も活き活きしたものになる。
普通はこの辺で造詣師のアレンジが入ってくるのだが、『シュラキ』はフィギュアがファーストメディアであり、コンセプトモデルとなるのだからアレンジも何もない。
Fate関連のフィギュアを見ればわかるように原作から切り取ったシチュエーションに原型師の個性が出てくるようになってはじめて、その作品のフィギュアへの展開が成功だったといえる。『シュラキ』は、折り返して「同人」ともいえるフィギュアが出てきてはじめて、評価ができるようになるのかもしれない。

Good Smile Company
グッドスマイルカンパニーexternal

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10月
1

ねんどろいどここに極まれり

最近ぐぐっとクォリティーを上げているグッドスマイルカンパニーのねんどろいどシリーズだが、今回のナオとコトナでそれが極まった感がある。
もともとフィギュア——人形のメインストリームは等身を低くデフォルメしたものなのだが、昨今のいわゆるブームの要請が、大きいお友達の嗜好に答える形の二頭身キャラを作り出し、それを立体化した。いわば人形のメインストリームと萌えの一形態が合体したわけだ。

見たまへ。このかわゆさ。
コミックやゲームなどでは添え物扱いの二頭身キャラがこのキュートさである。イラストレーターの余技ではない魂の叫びである(意味不明)。

二次元の創作物と違って立体は見る角度を固定できない。後ろ頭にも足の裏にも愛情を注がなければ質など確保できない。
八頭身の流麗なものより、こう「どうだ、かわいいだろう!」という製作者ダダ甘の愛情が見える気がしてねんどろいどというのは好きなシリーズである。

Good Smile Company
グッドスマイルカンパニーexternal

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