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ふたりのアリス

2009年 3月 9日 chrno Posted in 萌える稀覯本 | No Comments »

POPと木下さくら。「もえたん」と「魔探偵ロキ」といったほうがとおりがいいだろう。
かたや水彩画のような淡い色遣いのアリス。かたや高コントラストのメリハリの利いたアリス。

ふしぎの国のアリス (POP WORLD)

著者/訳者:はやの みちよ

出版社:ポプラ社( 2006-04 )

大型本 ( 39 ページ )


「もえたん」にみるように淡い色彩を多用するPOP画は児童向けに適している。が、児童向けに徹するには技巧的すぎるかも知れない。
多少ヘタウマなほうが子供には親近感がわく(という大人の思い込みかも)。
そもそも「不思議の国のアリス」という題材が大判の絵本に合うかどうかが一番大きな問題で、ストーリーとしてはダイジェストとしても物足りない内容になっている。
親のストーリーテリングの添え物として活用すべきか。その使い方ならばPOP画は最強であろう。ここでのPOP画はあくまで「挿し絵」である。

不思議の国のアリス

著者/訳者:木下 さくら ルイス・キャロル

出版社:幻冬舎コミックス( 2007-09 )

コミック ( 79 ページ )


一方、木下さくらver.。
「魔探偵ロキ」開始当初は白黒の美しいコントラストでゴシックホラーかくありなん、という感じだったんだが、絵がうまくなるにつれ語り口が軽妙になりコメディー色が濃くなっていき、最後にはありきたりのマンガになってしまった。
が、しかし、白黒であるが故のまゆらやフレイヤの美しさ色っぽさは印象深い。
カラーの使い方も、コントラストが高く、ブラウンや緑などが色調、明度を落として使うなど、センスのよさがうかがえるものだった。
今回の「アリス」についてもPOP版が王道をいく童話ならば木下版は異聞とでもいおうか。
各章ごとに服装、髪型、髪の色まで変わるのに加えて、コミックのようなコマ割(というか幻冬舎「コミック」だ)、「ロキ」のようなぼやきがふんだんに使われ、「大人のためのアリス」というニュアンス。

POP版についてはアルターよりフィギュアも発売していた。POPといえば森川裕光。

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ALTER Co.,Ltd
アルターexternal

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