ぼくらの図書館戦争
2009年 9月 11日 chrno Posted in 萌えるサービス業 | No Comments »
国立国会図書館法の24条によるとDVDなどの電子媒体を含むすべての刊行物は国立国会図書館に(25条によると刊行から30日以内に)納入しなければならないらしい。
納入するのは配布を目的としたすべてのものなので同人誌やエロゲも含まれる。ホチキス止めのコピー誌とかは「簡易なもの」とみなされ納本の対象外かもしれないが。
ところが、国会図書館のOPACで検索してみると異様に数が少ないのがわかる。たとえばエロゲはNDHLの分類番号YH237だが、検索してみると50件しかない。一ヶ月の発売数かって感じ。登録してないだけなのだろうか?
下記より検索↓
YH237
ちなみに国会図書館には例の『サンタフェ』も所蔵されている。
国会の議論を見ていると「こいつは絶対その規制すべき『もの』を実際には見てねーな」と思わせてくれるし、論旨の展開具合からも「図書館なんぞ行ったことねーだろ」と思ってしまうが、議員の政策立案に寄与することが第一義の国会図書館にその論議の対象物がないというのはよろしくないことだと思う。
過激な同人誌なんか納本しちゃって、規制に拍車がかかるかもしれないが、それ以上の数が出ているさほど過激でもないものとの比率が現状を反映しているならば、よりはっきりした議論の基にはなるだろう。「規制しなければならないようなのはごく一部」「二次元規制が性的搾取を増加するという根拠はない」という主張を理解できる議員だっているかもしれない(いたらいいな)。
民主党の言う「政治主導」は、結局老齢に差しかかった政治家(あるいは政治屋)たちに、一流大学を卒業したエリートの官僚以上の勉強を強いるわけだ。ならば論議すべき「実物」を一箇所に集めるのは効率的だろう。
規制論、反規制論があるのが現状、徹底した議論をするのが民主主義の正しいやり方。
その議論を円滑に進めるために同人作家も含めて、国会図書館へ納本をきちんとすることから始めたらどうだろうか。


















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